自分でオイル交換チャレンジ[CBR250R編]

ひとりで出来るっかなー?

今回はオイル交換に挑戦します

私はいままでオイル交換はバイク屋さんでお願いしていました。

なぜなら自分でバイクを触るのが怖かったから。

もし自分で締めたドレンボルトが緩んじゃってオイル漏れてきたら死ぬよね!とかアンダーカウル取り外すの怖い:;(∩´﹏`∩);:とか色々不安なことが多すぎて、1000円くらいの工賃だったらCBR250Rを購入したホンダドリームでお任せしていました。

でも少しずつCBR250Rの事が知りたかったので、ちょこっとカウル外す練習は少しだけしていました。

練習というより、壊すという表現が正しいかもしれませんが←

パリーン!と簡単に割れちゃうCBR250Rのカウルのツメなんて最初から無かったんや(´;ω;`)ブワッ

私がお世話になっているホンダドリームではちょっとしたサービスでオイル交換ついでにチェーン調整してもらったり変なところが無いかチェックしてもらえていたのでオイル交換で払う工賃には1000円以上の価値がありました。

待ち時間はコーヒーでも飲んで優雅に過ごしてりゃ良いでしょって考えでしたが、いつかはオイル交換程度なら自分でやってみたかったんですよね。

そんなことをフワっと考えていたり何となく道具を揃えていたりしたけれどなかなかやる気が起こらず、2年くらい時間が過ぎたところで、急にXデーがやってきました。

理由は至ってシンプルです。

お金がないから自分でオイル交換します

金欠だから自分が働かざる得ない状況になると素晴らしい原動力になりますね。

そう、2017年前半はGW直前に北海道ツーリングを急遽決めて弾丸で行ったり、キャンプ道具沼にズブズブに沈んでいたり、CBR1000RRのタイヤ交換代にお金が旅立って行くことが多かったのです。

別に工賃1000円払えない事は無いんだけど、毎月限られたバイク関連予算を有効に使いたいので自分で交換しますよ(ヽ´ω`)

ちなみにオイル交換の頻度は3000km毎に交換する人もいるけど、私のCBR250Rは4000~5000kmでオイル交換します。

フィルター交換は2回目のオイル交換で一緒に交換します。

MEMO
オイル交換代

お店でリッター2200円のオイルを入れていたので工賃込みで約4500円かかっていましたが、自分で交換すると約2000円弱です。(リッター1300円G4オイルを入れた場合)

 

本題に入ります

CBR250Rのオイル交換で用意したもの

リンクはAmazonサイトに飛びます(^ω^)

純正部品番号は変更されている可能性もあるのでパーツリストをよく読みましょう♪

  • HONDAG4オイル2L
    • オイル交換のみは1.4L、フィルターとオイル交換の時は1.5L必要です。余ったオイルは次回のオイル交換のときやCBR1000RRのオイル交換で使うために置いておきます。
    • CBR250Rのメーカー指定オイルはG1ですが、自分で交換するなら工賃がかからないのでちょっと良いオイルを入れようと思いました。
    • G3を入れようと思っていたけどAmazonではG3より1つランクが上のG4オイルの方が安かったので結果的にG4オイルをチョイス★値段が安ければG3でも入れてたと思うけど。
    • 今まではMOTUL 5100を入れていました。
  • ワッシャー1個(純正は1個約30円)
  • メガネレンチ12mm
  • ポールポイント付き六角レンチ5mm
  • プラスドライバー
    • CBR250Rのアンダーカウルを取り外すときに使用
  • オイルフィルター
    • フィルターはオイル交換2回につき1回交換する
    • フィルター純正部品15410-KYJ-902(600円)
    • ガスケットも交換必須 純正部品15412-KYJ-901(350円)
    • Amazonで社外品だけどフィルター交換一式セットが売っています。
  • オイルフィラーキャップのOリング
    • エンジンオイルを入れる時に外すキャップの裏にくっついてるOリング(18×3)
    • ヘタってなかったら別に交換しなくても良いけど一応記録として。
    • 純正部品 91307-035-000(235円)
  • 8mmのソケット
    • フィルター交換をする際にオイルフィルターカバーのボルトを取り外す時に使用。
    • ラチェットレンチ+8mmのソケットでグルグル緩めました♪
  • パーツクリーナー
  • 適当なオイル受けのダンボール箱・45Lゴミ袋3枚
    • 200円くらいで売ってる廃オイル吸収剤入りのポイパックもあるけど、使い捨てのゴミ箱に200円使うよりも私だったら200円を足しにケーキを食べます( ^ω^)
    • 3重にしたゴミ袋の中に廃オイルを染み込ませた新聞紙のゴミは燃えるゴミの日に捨てました。
  • 新聞紙
    • 地面にオイルが落ちても汚れないように敷いたり、廃オイルが入ったゴミ袋に新聞紙を適当に千切って染み込ませたり。
  • 適当なウエス
    • ドレンボルトなどを綺麗に拭き取るため
  • ロート
  • 計量カップ
  • メンテナンススタンド 
    • これがあればオイルを入れる時にオイル窓(オイルレベルゲージ)を確認しやすいかも
    • しかし私はメンテナンススタンドを持っていないので、ひざまずいて自分で車体を真っ直ぐにさせながらオイル窓をチェックしつつオイルの量を調整しました(なかなか辛かった)
    • CBR250RはL受けのメンテナンススタンドが使えるけどなかなか高くて手が出ません(ヽ´ω`)
  • やる気
    • 初めて挑戦する時は簡単なことでも時間がかかるかもしれないけど、自分でオイル交換出来るようになったら自信付くよね( ´∀`)b
    • よりやる気アップの為にもお気に入りのHONDAトリコロールカラーTシャツを着て作業しました(p`・ω・´q)

 

まずはカウルを外します

六角レンチで3箇所くらいボルトを外していきます。

オイル交換と一緒にフィルター交換する時は左右のアンダーカウルを外す必要があるけど、今回はオイル交換だけなので、サイドスタンド側だけアンダーカウルを外します。

14

3箇所外す場所があるけどボルトの長さが全て違うので、どこがドコのボルトなのかしっかり覚えておきましょう(`・ω・´)ゞ

サイドカウルを外さずにアンダーカウルを外すだけの時は、青色の矢印の部分のボルトだけポールポイントの六角レンチじゃないとボルトが外せません。

カウルの隙間に六角レンチを差し込んでグルグルとボルトを外すのが凄く難しかったけど気合で外しました(私のやり方が悪くて、もちろん六角ボルトはなめました)

ポールポイントの六角レンチ

ポールポイントの六角レンチ

そして左右のアンダーカウルを止めているプラスネジを外してスリットを確か上下にえいやっ!て外すとツメが割れたような音がしたけど無事に左側のアンダーカウルを外すことに成功♪

よく見たらハマってない(笑)

よく見たらスリットがハマってない気がする?るるる?

なんだか色々怪しいけどオイル交換をする準備がようやく整いました(`・ω・´)ゞ

フルカウル車って面倒ね〜!

 

ドレンボルトを外します

5分ほど近所を走ってエンジンオイルを温めました。

下から真上に向いて締まってるドレンボルトをどっちに回せば良いのか分からなくて、以前本田さんに聞いた時に記録しておいたメモを必死にスマホのメモアプリで探しつつドレンボルトを外すよ!\(^o^)/

ドレンボルト

ドレンボルト

サイドスタンド側(車体左側)からだと前方に回します(当たり前ですね)

8

そしてメガネレンチをグイッと前方に回してみようとしたけど固くて回りません。

グーグル先生に聞いてみたらドレンボルトの頭をなめないようにメガネレンチをしっかり当てながらゴムハンマーでメガネレンチをコンコン叩くと緩むって教えてくれたのでキャンプでペグ打ち用のゴムハンマーでめっちゃコンコンしてみたら緩みました(∩´∀`)∩

ドキドキ///

ドキドキ///

古いオイルを出します

古いオイルを出します(青空綺麗)

ドレンボルトを救出します

ドレンボルトを救出します

オイルが完全に抜けるまで、外した左側のアンダーカウルの内側を綺麗にします。

めちゃくちゃ汚いので食器用洗剤で洗うよ( ´∀`)b

5

こんなもんでええやろ(諦め)

ぼちぼち綺麗になった

フィルター交換をします

オイル交換を2回につき1回の頻度で私はフィルター交換をします。毎回フィルター交換したい人はすればいいと思うよ( ^ω^)

純正部品だとフィルター600円、ガスケット350円だからそんなに高くないですし♪

にりんかんで部品注文した

にりんかんで部品注文した

フィルターカバーを外します

フィルターカバーを外します

4つのボルトを外す時にフィルターカバーの隙間からエンジンオイルが垂れてくるので廃油受けの箱を下に持って行きます。

フィルターカバーのボルトは8mmなのでラチェットレンチと8mmのソケットで取り外しました。

スッ…

スッ…

やったぜ!

やったぜ!

古いフィルターを取り除いて、フィルターカバーとバイク側・バネをパーツクリーナーでブシャーっと綺麗にします。

内側も綺麗にしなきゃ

内側も綺麗にしなきゃ

新しいフィルターを入れます

新しいフィルターを入れます

フィルターの向きは純正部品だとOUT SIDEと書いている側を車体の外側に取り付けます。逆に取り付けると壊れるよ!ってサービスマニュアルに書いてたので注意!

そしてバネも上の写真のような取り付け方で入れます。

OUT SIDE!

OUT SIDE!

ガスケットを挟んでカバーを取り付け

ガスケットを挟んでカバーを取り付け

フィルターカバーと車体の間にガスケットを挟んでボルトで取り付けます。ガスケットは表裏あるけどネジ穴の合う合わないがあるからどっちが表裏か直ぐ分かりました(∩´∀`)∩

フィルターカバーに取り付けるボルトは対角線順に手締めである程度締めます

自宅に転がっていたラチェットレンチが安物過ぎて信用出来ないので(笑)、最後に軽くキュッと本締めする時はメガネレンチを使いました。自分用にマシなラチェットレンチが欲しい(´;ω;`)ブワッ

締めすぎないように気をつけた!

締めすぎないように気をつけた!

エキパイに付いたエンジンオイルはパーツクリーナーで適当に拭き取りました。

拭き取らずにバイクを走らせたら白煙がモクモクするらしい:;(∩´﹏`∩);:

 

新しいオイルを入れます

メンテナンススタンドは持っていないので、サイドスタンドだけでは全部古いオイルは抜けきれないのでバイクに跨って車体を真っ直ぐにしたり揺すったりして出来るだけ多くの古いオイルを出します。

30分後、ドレンボルトに新しいドレンワッシャーをはめて締めるために準備します(`・ω・´)ゞ

ドレンボルトは使い回し、ドレンワッシャーは毎回新しいものを使います。

使用済みのドレンワッシャーは捨てます

使用済みのドレンワッシャーは捨てます

使い回しのドレンボルトとドレンボルトの穴(古いオイルが出てきた所)はパーツクリーナーと布で綺麗に拭いてから手である程度回らないところまで手締めします。

最後、ギュッとドレンボルトを締めるときだけメガネレンチを使いました。

CBR250Rのドレンボルトの規定トルク【24(N・m)】だけど、今回は手ルクレンチで締めてみます。デジタルトルクレンチ(下記リンク)を持ってるけど、なんだかワッシャーが潰れる感覚を知りたかったので手締めですv

ドレンボルトを緩めた時の力でボルトを締めたら良いってよく言われていますが、いまいちその感覚が分からずにちょっと強めに締めてしまったような気がする…

まぁ私は馬鹿力で締めたわけじゃないし良いか~!って思って妥協ですね。オイル交換が終わった後に試走したときに漏れていなかったし、別の日にツーリングに出かけた時に出先でも確認したけどオイル漏れは無かったので今回は成功かな♪

強く締めすぎるとオイルパンが割れてしまうトラブルもあるみたいだけど女の子のチカラだと大したこと無いから大丈夫でしょう( ^ω^)

オイルを入れていきます

オイルを入れていきます

オイルフィラーキャップを開けた部分も汚れやゴミが溜まっているのでキレイに拭き取ります。

そしてとりあえずG4オイルを1リットル勢い良くドバドバ入れたあとにオイルフィラーキャップを締めて一旦エンジンを1分ほどかけます。

あと400mlは計量カップで入れた

あと400mlは計量カップで入れた

エンジンを停止してからオイルフィラーキャップを開けて、オイルレベルゲージ(オイル窓)からオイルの量を確認しながら少しずつ入れての繰り返しです。

エンジンを始動させると微妙に水位?が下がるから、何度か継ぎ足しながら様子をみました。

私はメンテナンススタンドを持っていないのでオイルレベルゲージ(オイル窓)を確認する時はバイクを水平にさせるために車体を真っ直ぐにしてオイル窓を確認しなきゃいけなかったんだけど結構辛かった\(^o^)/

バイクの右側(リアブレーキ側)あたりでひざまずいて、右手はハンドル、左手はシートあたりを持ってグイッと手前に引いて車体を水平にさせたんだけど手前に引きすぎてそのままレプソルに押し倒されたらどうしよう///とドキドキしながらのチェックは凄く辛かったです。

途中から家でノンビリ過ごしていた弟を召喚してオイル量のチェックを手伝ってもらいました(私はバイクに跨ってただけ)

10

メンテナンススタンド、夏のボーナスで買おうかしら(ヽ´ω`)

こんな感じで「まぁこんなもんかな?」という程度の水位になったので、これでオイル交換作業は終了です。

外した片側のアンダーカウルを元に戻すのもちょっと大変だったけど、これから何度か経験すれば慣れるでしょう。

 

オイル交換まとめ

今回のCBR250Rのオイル交換作業は序章に過ぎません。

本命はCBR1000RRのオイル交換とフィルター交換を近いうちに挑戦してみることです。そんなわけで今回はCBR250Rはオイル交換の練習台になってもらいました(*´ω`*)

オイル交換自体はやってみると割と簡単だったというありきたりな感想を私も持ちましたが、それよりもアンダーカウルの着脱のほうが色々と気を使いました。

CBR250Rのカウルのツメがパキッと折れても、あっ…まぁショックだけど良いか!って思う程度だったけどCBR1000RRのカウルのツメが割れたらきっと凄く落ち込むでしょうね(´・ω・`)

YouTubeでCBR1000RRのアンダーカウル着脱方法の動画もあるけど手際良すぎてよく分からなかったし、とりあえず挑戦してみて当たって砕けてみようと思います。

ムフフな本

ムフフな本

オイル交換の事について長々と書いたけど、私にも作業出来たよ!という記事でしたo(`・ω´・+o) ドヤァ…!

自己責任だけど少しだけ参考になれば幸いですo(`・ω´・+o) ドヤァ…!