もくじ
[祝]CBR250Rの総走行距離50,000km達成
2014年6月に新車で購入したCBR250Rが大台の5万キロを突破しました。
よっこ
本当に色んな場所に行って色んな人と出会ったり、絶景を眺めたり、ブログネタになったり、日本最北端の宗谷岬まで行ったり…CBR250Rとはこれからもたくさん一緒に走っていきたいと思っています(でもセロー欲しい)
ここまで大きな故障は無いし、必要に迫られてタイヤなどの消耗品の交換をしていたけど5万キロに到達したところで初めてのブレーキパッド交換イベントがやってきました(∩´∀`)∩
驚くほど素晴らしい250ccのコストパフォーマンス!
街乗りではなく、快走路を走るツーリングがメインだったのであまり減らなかったと思うってドリームの人は言ってました。ストップ・アンド・ゴーが続く街中メインの走行だと確かにブレーキパッドの寿命は短そう。
ブレーキディスクはあと5000kmは走れるってホンダドリームで見てもらったので、今回はフロントブレーキのみの交換です。リアブレーキはまだまだ残っているのでこの日はメンテはしません。
時はさかのぼり、半年前の2017年夏
半年前の2017年夏のとある日、ブレーキキャリパーの掃除(揉み出し)に自分で挑戦してみようと思い立って、なんやかんやとAmazonでポチポチして一式を揃えました。
サービスマニュアル通りにボルトを外していって、キャリパーを車体から外してみるとピストンが超!錆びてました。ドン引きするくらいの錆びっぷり。
これは…3年間熟成されたキャリパーかしら(ヽ´ω`)
ブレーキパッドの残量を確認する以外は3年ほど全くのノーメンテナンスでCBR250Rに乗っていたのが全ての理由です。
洗車した後もブレーキキャリパーにエア拭いて錆びないようにとか、水気を飛ばすために少し走ったりなんてしなかったし←
それにブレーキパッドが5万キロも持たなければもう少し早い段階でブレーキメンテナンスしてたはず( ^ω^)<パッドのせい
ピストンのサビをブラシで取り除いてみても結構深い部分まで錆びていたので、
よっこ
って事で購入店のホンダドリームへ駆け込み、キャリパーピストンとシールの交換をお願いしました。
- 新品のブレーキパッド
- 純正部品 06455-K33-D51(税別4830円)
- 特にブレーキパッドのメーカーにはこだわりが無かったので、
純正で良いや(適合する品番を調べたり性能の違いを考えるの面倒くさい)
- 新品のブレーキパッド
- 純正部品 06455-K33-D51(税別4830円)
- 特にブレーキパッドのメーカーにはこだわりが無かったので、
純正で良いや(適合する品番を調べたり性能の違いを考えるの面倒くさい)
- 新品のパッドピン
- 純正部品 43215-KZ4-J41 (税別430円)
- サビだらけのピストンを発見した日にパッドピンの段付きが気にな
ったので、新品に交換ようと純正を注文
- パッドピンリング
- 純正部品 45111-MAJ-G41(税別190円)
- CBR250Rのパッドピンの端っこにストッパー的な役割として
ある小さい輪っか。 - ちなみにこのリングを注文し忘れてしまったので、ブレーキパッドの
交換の時は新品のパッドピンに交換出来ませんでした\(^o^) /
- 8mmのメガネレンチ
- 私はKTCのメガネレンチを使用。
- 8mmのメガネレンチでパッドピンを緩めます。
- 12mmのメガネレンチ
- ブレーキキャリパーを留めているボルトを外す時に使用。
- KTCのソケットレンチセット、空から降ってこないかなぁ(欲しい)
- 使い捨て歯ブラシ・中性洗剤・水が入ったバケツ
- キャリパーの内部を掃除する時に水と洗剤と歯ブラシで磨きます。
- 台所用中性洗剤を用意したけどひどい汚れでは無かったので今回は水だけで洗いました
- 真鍮ブラシ
- ピストンのサビ落としに使います
- バイク用品店では800円くらいで売っていたけど、結構そっくりなサイズ感の掃除用真鍮ブラシがダイソーに売っていたので妥協。
- ちなみに半年前にピストンを新品に交換したばかりだったので全く
サビが無く使用する機会は無かったw
- 余っているブレーキフルードとスポイド
- ブレーキマスターのフルードの量を調整するため主に吸い出す用のスポイド。
新しいブレーキパッドをキャリパーに装着するとフルードの量が溢れ出てしまう事があるので、そんな調整が必要な時に使います(`・ω・´)ゞ - ブレーキフルードはホンダ純正品。
- 以前に自分でブレーキフルード交換(記事)した時に余った物です。スポイドで思ってた以上にウッカリ吸い上げちゃった時に継ぎ足す為のバックアップ的なアレ。
- ワコーズのシリコングリス
- もみ出しの時にピストンに塗ります。
- サービスマニュアルではフルード液を塗るって書いてるけど、ピピッと思わぬところに飛ばしちゃって塗装にダメージを与えてしまう性質のフルード液の取り扱いに凄く気を使ってしまうので使いません。(代用としてシリコングリス使えるならそれで良いやって感じ)
- ブレーキパッドグリス
- ブレーキの鳴き防止の為の茶色いグリス
- ネットの海を彷徨うとブレーキパッド裏に塗るグリスをシリコングリスで塗ってる人もいたけど、なんだかそれを塗るのは間違ってるかも?と野生の勘が働いたのでブレーキパッドグリスをちゃんと買いました(∩´∀`)∩
グリスにも色んな種類があるんだなぁ~!
- ピストンプライヤー
- キャリパーのピストンをクルッと回すだけの工具。ペンチでクルッと回す人もいるみたいだけど、一応命を預ける部品だし傷つけたくないので買いました(ヽ´ω`)
- パーツクリーナーとウエス
- 取り外した金属の部品だけパーツクリーナーでピカピカ掃除しました♪
フロントブレーキのパッド交換を始めます
まずはキャリパーを取り外します
キャリパーを取り外す前にパッドピン(ピンク色)をフワッと緩めてからキャリパーのボルト2個(青色)・ABSセンサーのボルト(緑色)を取り外して車体からキャリパーを外します。
…とこんな1文がサラッとみんカラの整備記録的な所でよく見る文章なんだけど、ボルト一本取り外すのも凄く大変でした。゚(゚^ω^゚)゚。
ネッチョリこってりと塗られたネジロック剤が緩めようとする私のチカラに反発するので少し時間がかかっちゃいます。
そして車体に固定してあったボルトを取り外したのに車体からキャリパーが外せず、レプソルの前輪右側でひたすら「えいえい!」ってディスクを痛めないように引っ張ってようやく外せました。凄く難産だった(ヽ´ω`)
女の子?のチカラだとなかなか難しいね(・ω<)☆
ブレーキパッドを取り外します
緩めておいたパッドピンを抜き取ろうとしたら、これもまた全然抜けなかったので布で保護しながらラジオペンチで引き抜きます。すると古いブレーキパッドがポロッと取り外せます。
古いブレーキパッドと新しいパッドと並べてみました。
うん、わりと残ってなかった(笑)
キャリパーを洗ってピストンの揉み出し
まぁまぁ汚いけど、3年間放ったらかしの時と比べたら半年前にピストン交換したので全然マシなレベル。
バケツの水の中に入れて曲面に沿う方向へ歯ブラシで磨きます。キャリパー全体も全て水で磨きます。
ピストンプライヤーでピストンを回して汚れを落とすよ( ´∀`)b
綺麗になった!
シリコングリスをピストンに塗ってもみ出しもします。
ギューっとピストンをキャリパーに引っ込めた瞬間、そういえばブレーキマスターのフルードレベルが上がって溢れちゃうから気を付ける必要を思い出したけど、同時にフルードが溢れ出てきました( ^o
ハンドルを左にきって水平にしたブレーキマスターのフタを取り外して、フルードをスポイドで吸い取ってハンドル周りを綺麗に水でフルードを洗い流した後、作業再開です(ヽ´ω`)!
ピストンがポロッと取れないように古いブレーキパッドを噛ましてブレーキレバーを握りビストンを出したり引っ込めたりしてスムーズに動くことを確認してこんなもんかな?(適当)って所でもみ出し終わり。
キャリパーを元に戻します
パッドピンはシリコングリスを塗って、新しいブレーキパッドの裏には茶色いブレーキパッドグリスを適当に爪楊枝で塗ります。
一応、ブレーキディスクにグリスが付いているかもしれないのでパーツクリーナーで綺麗に拭き取ります。
ピストンを引っ込めて、綺麗に磨いておいたパッドスプリングをキャリパーにパチッとはめてからブレーキパッドを入れてパッドピンを差し込んで適当に仮止めして車体に取り付けます。
新品のブレーキパッド面にグリスが付着していないことも確認(`・ω・´)ゞ
全てのボルトを仮締めした後に規定トルクで本締めしてブレーキパッドの交換は終わり!
まとめ
少しトラブルはあったけど、無事にブレーキパッドを交換できて嬉しかった!
自分でキャリパー外してみてレプソルのキャリパーの汚さも知れたし、いつも運転中何気なくブレーキレバーを引いているときにこのキャリパーはこんな感じで働いてくれるのか〜!と嬉しくなっちゃいます。
家の周りを試走して、徐々にスピードを上げながらフロントブレーキをかけてみるとしっかりブレーキが効いているし、信号待ちでブレーキを握るたびに私にもブレーキパッドの交換が出来たぞ〜!とヘルメット被りながらニヤニヤしちゃいました(^ω^)ニコ…
ちなみにブレーキパッドの面取りは必要性を感じなかったのでしていません。
しかし次にCBR250Rでブレーキパッドの交換する事があるとすれば10万キロを目前にするくらいまで交換しないと思うので、その頃にまだ私はレプソルに乗り続けているのかは謎です。
今回の記事では結構作業内容を端折って書いています。ブレーキ整備は命に関わるので、やるなら自己責任でお願いします。
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