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2019GWは隠岐諸島に行ってきたよ[西ノ島・到着編]④もくじ
西ノ島で1番の絶景、摩天崖に行ってみた!
楽しみに取っておいた西ノ島の1番?の観光スポットの摩天崖(まてんがい)へやって来ました。
もうね、摩天崖に続く道からしてかなり期待が膨らみます。
昨日までいた知夫里島と違って西ノ島では馬の姿を見ることが多いくらい牛と同じレベルで遭遇率が高めd(‘∀’*)
知夫里島も西ノ島も放牧されている馬と牛は食肉用と聞いた時はびっくりしたけど。
摩天崖のテッペンにある駐車場から見れる景色も本当に綺麗。天気が良い日に来てよかったよ本当…!
よっこ
ところでお風呂入りたくない??
知夫里島では日帰り温泉施設が無いと聞いていたので昨夜はお風呂に入っていない私。
一夜明けて今朝目覚めた時はお風呂入りたい…という感情しか出てこなかったくらい風呂に飢えていたので、西ノ島へ渡ったこの日は何としてでもお風呂に入らないといけないミッションがあります。
というわけで日帰りで入浴できる国賀荘(宿泊施設)でひとっ風呂浴びてきました!
施設の中へ入ろうとすると、意外とバイク乗りの人がお風呂に入りに来ているのかバイクが目立ちます笑
そういえば国賀荘の男湯と女湯の広さと眺望の差があるらしいので、女湯はあまり期待しないほうがいいかも。
後日、ネットで男湯の写真を見た時にお風呂からの景色が素晴らしすぎて、良いな!って感想しか出てこなかったw
参考 国賀荘公式サイト夕暮れの摩天崖へ
2日振りにお風呂にさっぱりした気持ちになれた私はもう少し走りたい気持ちになったので、お風呂前に行った摩天崖へ再び行くことに。
この日の天気的にもきっと良い夕日が眺めれるはず?と期待を込めて向かうことにします。
摩天崖手前の道に馬が数頭いました。
カブのエンジンを止めてヘルメットを脱ぐと、この場所は風の通る音と馬の呼吸くらいしか聞こえてこなくて凄く静か( ˘ω˘)
しかも夕日に照らされて世界が凄く綺麗に見えたよ。
摩天崖の駐車場に到着して、すこし歩いてみました。
景色を見渡しても絶景そのもの。
うん、ここに来て良かったぞ…!
耳浦キャンプ場でソロキャン△
事前にキャンプ場から片道5kmの場所にあるスーパーで食料は購入していました。
本当は安く済ませるためにカップ麺で良いかなと思っていたけど、カセットガスの残りが少なくなってお湯を作れるのが非常に怪しい状態だったのです。
島価格ー!
— よっこ (@tukumoto819) May 4, 2019
ガス残り僅かだけど諦めよう😇😇😇 pic.twitter.com/nCmWOssmu0
まさかのカセットガス3本セットで616円はアカンやつやで…ちなみにスーパーで売られていた弁当で妥協したけど美味しくはなかった\(^o^)/
キャンプ飯って拘る人って結構いるけど、ものぐさな私だとお店で美味しい晩ごはんを済ませてキャンプではビールとオツマミで適当に過ごすほうが良いかもしれないと悟ります。
ちょうど同じキャンプ場にアフリカツイン乗りのかれら@さんがいたので、ちょっと喋ろうよ!とワガママを私が言いつつテントの中でお休みの所を出てきてもらい、1時間半くらい(?)話に付き合ってもらった楽しい夜でもありました。
翌朝は簡単に朝食を食べて、さっさと撤収してキャンプはおわり。
調理しないキャンプって楽だなぁ\(^o^)/
朝の赤尾スカイライン
地図を見ていると気になる道を発見しました。
赤尾スカイライン。スカイラインと名乗るからには、さぞ走って気持ちの良い道が広がっているのかな?と西ノ島の西側へカブを走らせることにします。
このブログ記事を書いている時に気付いたけど、赤尾スカイラインへ向かう途中に見かけたこの船、島前エリア(中ノ島・西ノ島・知夫里島)の橋渡しをする島前内航船だよね??
私は隠岐汽船しか利用しなかったのですが、このフェリーに乗って島前エリアだけ移動するなら運賃が安く住むので次に行くことがあれば利用してみたいです。
参考 島前内航船西ノ島公式サイト赤尾スカイラインの道を標高上げながらどんどん進んでいくと尾根沿いを走る道になるんだけど、素晴らしい景色が広がっています。
これは好きすぎる道だー!!!めっちゃ好き。
ちょっと面白そうな脇道があったのでカブで特攻してみたら牛エリアにたどり着きました。
牛たちは何か来た!ってザワザワしてます笑
赤尾スカイラインを進んでくと、馬の団体に遭遇しました。
ポニーテールを左右にファサッと動かしながら優雅に道路のド真ん中を歩いている馬たち。
コーナー抜けた先にこの光景↑に出会うとマジでビビります。馬の体格が最高に素晴らしく筋肉も凄いよ。そしてかなり大きいので威圧感たっぷり!
みんなドコへ向かっているんだろう?と不思議に思ったので、後ろからストーキングすることにします。どうせ急ぐ旅でも無いし、この日唯一決まっているのは西ノ島から本土に戻るフェリーに乗ることだけ。
ついていった先には水飲み場がありました。みんなノドが乾いていたのかな?道の脇に水飲み場が設置してあり、牛や馬がたくさん集っていました。
ちなみにこの道は殆ど交通量が無いので、道に牛や馬がいても危ないけど危なくない(笑)
もっと馬を眺めていたかったけどキリがないので先に進みます。馬ほんとうに可愛い。
赤尾展望所で一息付きます。
べつに展望所に行かなくても絶景がどこでも見れるから寄る必要ないような気がするけど、とりあえず景色は見ておきます←
そして赤尾展望台にも寄っちゃいます。
本当にGWなのかな?と思うような混み具合(人と全く出会えない)なので貸し切り状態の展望台を満喫するよ(∩´∀`)∩
展望台を後にして赤尾スカイラインを引き返して鬼舞スカイラインへ向かう道も最高過ぎてね…ブログだから言葉で説明したいけど他の言葉が見つからないくらい「最高!」しか出てこないので、とりあえず写真を見て「良いな!」と思った方は西ノ島へ行ってみて下さいw
牛・馬の立ち入り制限トラップに注意しよう
そうそう、牛や馬が人間が生活する場所や特定の場所に立ち入らないように地面に仕掛けをしています。
鉄格子の隙間がかなり大きく牛や馬が立ち入ろうとすると前に進めない仕様になっています。
この仕掛けのお陰でフェンス柵が道路上に無いのでバイクから降りる必要が無いのが嬉しいですね。
知夫里島や西ノ島にはたくさんこの仕掛けがあるので、仕掛けの外側には牛や馬がいないのである程度安心して道路を走れます。
しかし結構スピード出してこの仕掛けの上にカブを走らせるとスマホホルダーからスマホが吹っ飛んでいきそうなくらいの振動、そして鉄格子の下は水が溜まっているので物を落とすと悲惨なことになりそう( ・`д・´)
場所によっては凄くガタガタな鉄格子なので、隠岐諸島を走るときは気をつけよう!
鬼舞展望所で知夫里島が見えました
タンポポとカブちゃん超可愛い。
というわけで機嫌よくカブを走らせて西ノ島の鬼舞展望所(おにまいてんぼうしょ)までやってきました。
↑展望所がある丘の脇にダートが続いていたのでカブで進んでみたけど怖くなって引き返した図です(笑)
丘の上から絶景が見れるらしいけど、ソロツーリングだとちょっと悩む距離。めっちゃ歩くやつやん…!
まぁここまで来たので頑張って歩いてみます。Twitter見てたらバイク乗り入れてる人もいたけど、牛が食べる草の上をバイクで走らせるのはあまり良く思えないので私は二足歩行で頑張るよ!
頂上にようやくたどり着いた!
そして絶景かなー!
知夫里島も向こう側に浮かんでいます。
そして2日前にキャンプした知夫里島のアカハゲ山展望台もしっかり見えました。
展望台で景色を眺めたあと、カブを走らせて次の目的地へ向かう時に国鳥の雉(キジ・雄)を発見!
というか知夫里島・西ノ島に来てから雉もよく見かけます。
普通に道路をスタスタ歩いてる現場をよく見るけどバイクで近づくと全速力で逃走するので、発見する度に笑っちゃうんですよね(*´∀`*)
西ノ島の左下先っぽまで行ってみた
とくに何もなさそうだったけど、ライダーたるもの先っぽを目指しがち(笑)
カブだとどんな道でも特攻していけるので、思わぬ絶景に出会えるチャンスが増えると信じて走らせます。
そんな道を走っていくと、素晴らしい花を咲かせた木と遭遇。
後日Twitterで花の名前を質問してみたら桐の花と判明。桐(キリ)ってこんな素敵な花を咲かせるんですね~!
神社があったのでお参りします。
帰りも下道で島根県から大阪まで帰らないといけないので、最後まで事故なく帰れるようお願いしておきます。もうここは神頼み。
ずっと走っていった先に牛が道路脇で佇んでいたり。この現場見たときは思わず笑ってしまいました。
あと生まれて数日しか経ってなさそうな子供の牛にも遭遇。頑張って生きるんやで…!
先っぽは特に何もなかったけど、何もないのが良いのです。
じゃあ町まで戻るよ!牛バイバイ!
昼ごはんは岩牡蠣フライとサザエ丼
昨日の夜からまともな食事をしていないので、なんとかランチだけでも美味しい物を食べたいところ。
参考 ご島地グルメ隠岐観光協会公式サイトとりあえずご島地グルメパンフレットをパラパラめくっていると、どうやら西ノ島のフェリー乗り場近くに美味しいサザエ丼を食べれる店があるらしい。
というわけで早速やってきました。
ちょうど3月~5月が隠岐の岩牡蠣の旬で美味しいらしく、GWに訪れた今回はお店でもかなり推していたのでついでに注文。
牡蠣フライ1個が850円で、いい値段するなぁ~!まぁここまで来たら食べなきゃな~(使命感)と思っていたけど、実際に運ばれてきた岩牡蠣が超大きくてビックリしましたw
数年前に鳥刺しでカンピロバクター食中毒になってから、生肉と生牡蠣(ノロ等)は避けているんだけど、牡蠣フライならきっと大丈夫!と信じていただきますw
衣が分厚いんじゃないか?ということもなく、身がかなり大きくて食べごたえあります。めっちゃ揚げたてでアツアツやで!
もうこれとお茶碗ご飯小盛食べたら満腹になりそうな勢いだけどサザエ丼注文しちゃったことに後悔。
しかし後から運ばれてきたサザエ丼(半分サザエカレー)もかなりレベルが高いのです。
サザエカレーとサザエ丼のどっちを食べようか悩んでいた時、メニューに両方良い所取りのサザエ丼カレーがあったので注文したんだけど、サザエカレーは普通のカレーにサザエの歯ごたえがアクセントになって良い感じ。
そしてサザエ丼がめっちゃ美味しかった!サザエのぶつ切りにトロっとしたメカブとアラメ(ワカメに似てる)、温玉が乗っていて福井県のドライブインよしだの超美味しいイカ丼レベルで飲み物のように食べれます。
もうね、めっちゃ美味い(伝われ)
岩牡蠣でちょっとお腹いっぱいになった後に食べたサザエカレーがちょっとキツかったけど、コンセーユさんのサザエ丼はマジで美味しかったし限界まで満腹になったけど後悔のない味でした。
摩天崖ハイキング
アホみたいに食べてお腹痛くなったけど、お昼4時前くらいのフェリー乗船時間まであと3時間ほど時間があるので摩天崖ハイキングをしてみます。
今回の隠岐ツーリング中に訪れるのが3度目になった摩天崖駐車場からハイキングスタートするので、駐車場へ向かって走っていくとやっぱり馬が普通に歩き回っています。
遠くでは2頭の子馬がゴロゴロしている様子が見れたり。というか子馬は元気よく駆け回っているか座ったり寝転んでいるか、何かしらしているので眺めているだけでも眼福です。
ここにも馬が数頭いたんだけど、子馬が可愛すぎる…!
黒い馬はお尻が痒かったのか、摩天崖の観光案内の看板にお尻をゴリゴリ擦り付けていました(笑)
犬はしっぽを見ればある程度の機嫌や感情が分かるけど、馬は耳の向きや動きを見て判断するらしいので馬を観察しながら写真を撮っている時は結構楽しかったですw
馬に気を取られているとどんどん時間が無くなっていくのでハイキングを開始(`・ω・´)ゞ
摩天崖遊歩道という名前が付いているけど、右側は崖っぷちで落ちたら死ぬレベル。しかも傾斜がキツイので生易しい感じでは無いです。
どんどん歩きます。
牛はこちらを気にしつつも食事に夢中なので、私はサッと通り抜けます。
ある程度下った所に摩天崖(まてんがい)の名前の由来がよく分かる展望スポットがありました。
この崖っぷちの上辺りから歩いてきたんだけど、摩天崖を見るなら摩天崖駐車場ではなく国賀神社から見たほうが良いかも。
もう少し下っていくと通天橋が見えてきます。変わった岩の形を眺めたり、海の青さに驚いたり。
この先もまだまだハイキングコースあるけど、バイクを摩天崖頂上の駐車場に置いてきてしまったので、歩いてきた道を戻ります。
行きはずっと下り坂だったけど、戻りはずっと上り坂。しかも一眼レフカメラの望遠レンズ35mm換算の450mmくらいでハイキングスタートした頂上を覗いてみると馬が…小さく見えるよ(絶望)
お昼ごはんに食べたサザエ丼と岩ガキをお腹に抱えて登るのが凄く辛かった…次に摩天崖ハイキングするときは国賀神社付近にバイクを置いて行きは登り、帰りが下り作戦で行きたいと強く思いました。
もうね、めちゃくちゃ疲れた!
まぁ無事に登りきってバイク駐車場まで歩いてる途中にご褒美というか、子馬がスヤスヤと昼寝している現場に遭遇したので疲れは一気に吹っ飛んでいったけど。
とりあえず子馬の写真を撮りまくったった!もう可愛すぎて疲れなんて吹っ飛ぶよ…!
結構子連れの馬の団体も他にいて、子馬がいるとパァッと華やぐというか眺めているだけで馬の集団が輝いて見えますね。
隠岐諸島また来るよ!
摩天崖ハイキングで絶景と馬を眺めれて大満足な私はフェリー乗り場へ向かいます。
そろそろ隠岐ツーリングも終わり。最後にかれらさんから教えてもらったフェリー乗り場併設の軽食屋さんでソフトクリームを食べて乗船時間まで時間を潰します。
今回のツーリングで隠岐汽船のフェリーを利用していますが、驚いたことに犬がそのままの状態で乗船しているのでわりと楽しい空間が広がっています。
しっかり飼い主がリードを持っているので自由に歩き回ってることは無いけど、階段を上がると雑魚寝しているお客さんと一緒に柴犬がいたり。
天気が良かったので私はデッキ席で到着まで2時間過ごしていたんだけど、目の前に座っていた子が可愛くて退屈しませんでした。
しかも隠岐汽船のデッキ席では喫煙OKなので、喫煙者が肩身狭くなるくらい色々厳しくなった今の時代とは逆行しているというか、ゆる~い空気感漂うフェリー会社だなぁという印象を受けましたね( ˘ω˘)
私は非喫煙者だけど、全然気にならなくてむしろデッキ席に普通に灰皿が設置されていて新鮮だったくらい。
島根県松江市に到着して、この日の夜は松江市内に一泊。
翌日は1日かけて300km以上の距離を下道をカブで走破して隠岐ツーリングは無事に終えることは出来ました。
まとめ
よっこ
自転車に乗る感覚で走れるカブと行く島ツーリングは凄く楽しかった!
別に大型バイクでも隠岐ツーリング出来るけど、私が所持している前傾姿勢がめっちゃキツイCBR1000RRで隠岐(特に知夫里島)は行きたくないかも。きっと違う意味で散ります(ヽ´ω`)
カブだと、あっ!ここ気になる!!ってスポットもスグにUターン出来るし、気になる怪しい未舗装路にも気軽に突っ込んでいけるので冒険できるシーンが増えて私の好奇心を満たしてくれるバイクでした。
あとカラスにドスドスっと突かれたけどモバイルバッテリー充電用のソーラーパネルは今回のキャンプツーリングでかなり役立ちました。また落ち着いたらブログにツーレポ書こう…! pic.twitter.com/3CsV2OAe2D
— よっこ (@tukumoto819) May 6, 2019
そしてソロツーリングでも隠岐の知夫里島・西ノ島は牛と馬がたくさんいるのでひたすらカメラを持って愛でる事も出来るし、晴れていたらどこでも絶景で混雑とも無縁。
ちょっとひと味違うツーリングをしてみたいなと思っている人は是非、隠岐ツーリングをしてみたら刺激があって楽しいかも。
先日にネットラジオ旅バイクさんでゲスト出演ということで隠岐ツーリングのことについて少し喋っているので良かったら聴いてみて下さい♪
【ラジオ】旅バイクさんの番組で喋ってきました!スポンサーリンク
僕が一番登場しそうなこの回を心待ちにしていました!そして2時間ぐらいはおしゃべりしたはず!笑
僕以上に西ノ島を満喫しててちょっと嫉妬しちゃいました。
かれら@さん
大変おまたせしました!色々お話した内容等を書くのは失礼かなと思ってサラッとしか書かなかったことに後悔しております笑
キャンプ場で喋っていたら時間があっという間でめっちゃ楽しかったです!そして西ノ島も知夫里島も最高でした。
また何処かの秘境で偶然ご一緒することがあれば色々お話しましょう(∩´∀`)∩
西ノ島も素敵でしたね。あのオレンジのはおっしゃる通りの内航船です。
白いのはレインボーですね。
機会があればまた来てくださいね。うちも大型バイクで行きたいなあ
やすぽんさん
次は風情ありそうな内航船に乗ってみたいと思います笑
また西ノ島・知夫里島は訪れたい島の一つになりましたが関西からの移動が結構辛いので250ccのバイクで行くことになりそうです(ヽ´ω`)
あの大型バイクだと絶対持て余しそうな気がしますw