2018年GW北海道ツーリング[3]道東カメラ紛失事件簿

2018年GW北海道ツーリング[2]強風に悩まされる一日

美瑛から南富良野へ走ります

クッチャロ湖キャンプ場の強風から逃れることに成功して束の間のマスツーリングを楽しんでいたけど、2人とは名寄市でお別れします。

この日は結構色んな事が起こったので、今日はゆっくりしようと思い立ち美瑛方面へバイクを走らせました。

名寄から高速道路を乗り継いで、旭川までワープ。

そして前日にも訪れた美瑛に再訪します。

曇った美瑛

視線感じると思ったらキツネ

この日は天気が良かったけど、森林火災の影響でカスミまくってます。

期待してた景色と違ったのでさっさと移動。

そういえば去年のGWに富良野にある十勝岳温泉 凌雲閣の絶景露天風呂に入ろうとした時、ポンプの故障で入浴することが出来なかったけど、この日は霞んでる景色しか期待できないと思うのでパス。

露天風呂に入れたら良いなと思って富良野エリアまで走ってきたのも理由と一つとしてあるけど、まぁこれも次回の北海道ツーリングの宿題ということで。

この山の中腹にある十勝岳温泉(去年撮影)

かなやま湖畔キャンプ場

翌日の天気予報では道東の天気が良さそうなので、少しでも道東エリアに近付く為にもう少し頑張って走ります=\( ‘ω’)/

今夜のキャンプ場は去年も利用したかなやま湖畔キャンプ場で決まり☆

他のキャンプ場を新規開拓しようかなと思ったけど、この日は日没くらいまで走って距離を稼げるキャンプ場がかなやま湖畔キャンプ場しか見つけれなかったので、もうここで良いかって感じ(´ω`)

星に手のとどく丘キャンプ場も気になってたけどね。

かなやま湖畔キャンプ場

キャンプ場の受付をしたときにスタッフさんが「夜中は雨が降るけど大丈夫?」って聞かれたけど、昨夜はもっと酷い目に合ったから多少の雨なんてどうってことないです(ヾノ・ω・`)

ささっと設営して、今夜はソロキャン!

セイコーマートでジンギスカンを買ったので、サッポロクラシックと一緒に美味しく食べました(∩´∀`)∩

スッ…(ロング缶)

野菜も摂らなきゃ

全部焼いた

昨夜は2時間くらいしか眠れなかったので、夜9時には力尽きます。

小鳥のさえずりとキツツキが激しかった朝

朝起きるとキツツキが木を突いてる音で目が覚めます。素敵な目覚めでした(・∀・)!!

明るくなって気付いたけど、かなやま湖は水位が低いし天気も微妙なのでキャンパーは少なかった。

チキンラーメンの次に好き

撤収おわり!

朝食を食べてノンビリ過ごして道東エリアへ出発します=\( ‘ω’)/

十勝牧場の白樺並木を目指して

かなやま湖を出発して、狩勝峠を走っていると左肩に違和感が。

走りながらミラーで確認するとSENAのインカムがマウントから外れて命綱のコードだけでブラブラしてます

どこまで試されるんだろう(ヽ´ω`)と思いながらビニールテープで応急処置。

マウントがいつの間にかバキバキに割れてたw

GWの北海道は桜が!

関西では満開の時に花見しなかった気がする

気を取り直して、帯広の隣町にある音更町の十勝牧場の白樺並木へ。

ここは北海道パーフェクトツーリングブックで紹介されていた場所で気になってた場所です。

どこに白樺並木が有るんだろう

うん、フラットダート(笑)

キャンプ道具フル積載のCBRでフラットダート交差点を右折も2回したときはちょっと辛かった。

しかもガイドブック情報では結構大雑把な場所しか書いてくれていないので、キョロキョロしながら走ります。もう少し事前に調べておけばよかった。

ナビは頼りにならない

施設の敷地に続く立入禁止の道もあったので道を間違ったら詰むかもしれない!と思いながら走ってたら白樺並木が続く道に出くわしました。

右側が白樺並木じゃない?

思ったより長い(笑)

交通量の無さよ

スッ…

ええやん…!

次は葉っぱがある時期に来たい

写真撮ってたらお腹が空いてきたので、お昼ご飯タイムにします。

この写真を見て思ったけど、白樺並木と比較すると私のレプソルが凄く小さく見えます。そしてUターンすることなくレプソルに乗ってそのまま直進すると大通りに出ちゃいました(ヽ´ω`)

どうやら私は無駄にフラットダートを走ったようですw

大阪を出発して4日目でまだ海鮮にはありつけなかった私

そう、帯広といえば豚丼が有名ですよね!

でも今回は豚丼じゃなくて帯広のソウルフードと呼ばれる地元チェーン店のカレー屋さんに行ってみました。

Twitterで北海道ツーリングしている人がカレーのツイートを投稿していたので気になっていたんですよね~!

大阪を出発して4日経とうとしてるけど海鮮系のご飯にはなかなかありつけなくて、いつ北海道の海の幸を食べれるんだろうと内心焦ってきました。

北海道ツーリングはセイコーマート飯で充分生きていけるようになってるし。

結構人気店のようで、待ってる人がたくさんいたけどボッチの私はカウンター席へすぐに案内されました(∩´∀`)∩

メニューを見るとカレーしか無い。(当たり前)

カレーショップ インデアンのオススメってなんだろう?って思いながら注文したのはシーフードカレー(∩´∀`)∩

悔しいけど海鮮が食べたい気持ちがどうしても諦めきなかった。

私が北海道に行く前に想像していた海鮮丼とはちょっと違うけど、ある意味これも海鮮丼(カレー風味)ということでw

結構量が多かった(中辛でオーダー)

具はゴロゴロと入っていたし、めっちゃ美味しかった!

けど横で食べてたジモティーなおっちゃんのカツカレーがめっちゃ美味しそうだったし、このカレーのルーだと肉の方が合いそうやな…(´ω`)と何度もチラ見しながらカレー屋さんを後にしました。

ガリがあってビックリした

ひたすら走って屈斜路湖へ

駐車場料金を徴収される阿寒湖をスルーして屈斜路湖(くっしゃろこ)までやってきました。

阿寒湖寄ろうかな?といつも思うけど、なんだかずっと走り続けたくなる道が続くので通り過ぎちゃうんですよね〜!

屈斜路湖は曇天

露天風呂もあるけど先客がいた

別の日に撮影(コタン温泉)

昨晩はキャンプ場のシャワーしか浴びれなかったので、この日は温泉に入りたかった私。

屈斜路湖がすぐ目の前に眺めれる無料のコタン温泉に素っ裸で入る勇気は無いです(ヽ´ω`)

男に生まれてたらきっと入ってたはず(ヽ´ω`)

そう、女の子は大変です。

主に長い髪をしてる人で北海道キャンプツーリングをしている人はドライヤーの有無で温泉に入るかどうか決まります。

コタン温泉から徒歩30秒の共同浴場

一応、町営の共同浴場(大人200円)もすぐ近くにあるとネットで情報を仕入れていました。

ただドライヤーの有無がネットだと情報が無かったので、受付でドライヤーの有無を聞いてみました。

基本的にこういった地元の人が入りに来る共同浴場はアメニティ類は一切期待できないけど、奇跡的にあったら入れるかな?と思って突撃です♪

よっこ

ドライヤーあったら温泉に入りたいんですが!

管理人

女湯にドライヤーあるか分からないから見てきて!

おっちゃん女湯は入れないから///

よっこ

わかりました!

(女湯の脱衣所に入ったけどドライヤーは無かった)

おっちゃんドライヤー無かったわ(ヽ´ω`)今日は入らないで帰ります

管理人

女の人は大変だね〜!おっちゃんスキンヘッドだからドライヤー使わないよ!

(自分の頭をペチッとしてた)

よっこ

その髪型羨ましい〜!

と、やりとりしたものの結局この日はお風呂は諦めることに。

次から北海道キャンプツーリングするときはドライヤー持参しようかな。

絶景広がる多和平キャンプ場

この日のキャンプ場は素晴らしく空が広くて星空が最高に見えるところと決めていました。

屈斜路湖では曇り空が広がっていましたが、多和平キャンプ場の近くへ行くに連れて晴れてきた!

これは嬉しい…!

そう、ここでCBR600RR乗りのいのっぴさんとキャンプをします。

私がゴールデンウィークに東北で八幡平アスピーテラインを一緒に走る約束を破って、私は晴れてる北海道に行くわ(ヽ´ω`)と東北ツーをドタキャンしたのに一緒にキャンプをしてくれるそうです。

天使かな(∩´∀`)∩

関西人らしく、なんでこんなところに?ってボケてくれた

ちなみに彼女は大阪を出発して自走でCBR600RRに乗って3日間で北海道に来たようです。

しかもこの日の朝一番の大間〜函館のフェリーに乗って北海道に上陸して、函館から多和平まで来たみたい。

そしてサーキット走行を主にする彼女のロクダボにはスーパーコルサというタイヤが入っていてサイドががっつり削れてるんだけどセンターはかなり溝の余裕があるとのこと。

真ん中しか減らない北海道ツーリング(自走)をするにはちょうど良いタイヤらしい(゚A゚;)ゴクリ

改めて見ると結構な距離

良い夕日だった

一眼レフカメラ紛失事件

良い夕焼け空が広がってるし、多和平の壮大な景色に感動していたけどさっさとキャンプ設営を終わらせないといけない私。

まずはテント立てよう!( ・ω・)っ≡つ バババ

椅子も組み立てよう!( ・ω・)っ≡つ バババ

設営の様子を写真に撮らないと!ちょっと一眼レフカメラが見当たらないから設営進めながら荷物の中を探ろう( ・ω・)っ≡つ バババ

シュラフも袋から出して寝床も完成!カメラどこだろう?( ・ω・)っ≡つ バババ

同じキャンプ場にいたDUCATIライダーさんが私の去年のGW北海道ツーのブログ記事読んでくれてたみたいで話しかけてくれた!めっちゃ嬉しい!!!しかしカメラどこ?( ・ω・)っ≡つ バババ

キャンプ設営終わり!荷物全部出したけどカメラ無い…(・ω・)

いのっぴさんは私と北海道でキャンプするために手書きのメッセージとちょっとしたプレゼントをくれて、手紙の内容も惚れてしまうやろ///って素敵な内容だったんだけど私はカメラを失くした喪失感で放心状態でした。

自分でもこんなに落ち込んでしまう性格だったんだとびっくりするほど落ち込んで椅子に座ったまま動けない(笑)

何処かで失くしてしまったニコンD300という10年前の古い一眼レフカメラだけど、私を旅行好きにさせてくれた地元の友達から譲ってもらったカメラでした。

D300を持ってた友達と一緒に日本各地をたくさん旅行した思い出がいっぱい頭の中をグルグル駆け回って目から汗が。

とりあえず酒でも飲もう

鍋作ってくれた

気温が4度まで下がった多和平キャンプ場で温かい鍋を作ってくれたいのっぴさん。

私は昨夜と同じメニューのジンギスカンと野菜を炒めたものを作ろうとしたんだけど、精神的にダメージが強すぎて何をするにも散漫になりすぎて上手に焼けませんでした。

とりあえず、警察に遺失物届を出したほうが良いとTwitterでアドバイスを貰ったので、警察に電話してみました。

どうやら遺失物届は電話でも受付してくれるので、北海道の「〜だべ」という警察官の方言にドキドキしながら対応してくれました。

気温がどんどん下がってきて風も出てきたので宴会も早めにお開きです。

最後に一眼レフカメラを取り出したのは夕方訪れたコタン温泉なので、翌朝探しに行ってみようと思いとりあえずこの日は寝ました。

翌朝、早朝に屈斜路湖まで行ってみる

朝3時半に目が覚めた私は、明るくなるまで展望台に登ったり周囲を散策することにします。

この日は私を含めてライダーが3人、車でソロキャンパー1人、あとわりとうるさく鳴く鹿が4頭と謎の足音を響かせる動物のお客さんがいる程度でした。

気温がグッと下がるので冬キャンに慣れていないひとはGWにこのキャンプ場はちょっとキツイかもしれません( ^ω^)

空がだいぶ明るくなってきた4時半頃にバイクをキャンプ場外まで手押しして、多和平キャンプ場を出発。

屈斜路湖のコタン温泉に行くまでの道中、もし現場にカメラが落ちてなかったらどうしよう…と不安な気持ちでいっぱいになりながらバイクを走らせました。

屈斜路湖に到着してコタン温泉の駐車場に入ってみると、カメラはやっぱり落ちていません。

コタン温泉共同浴場も昨日寄ったので、建物の周りに落ちてないかな?とウロウロしていても見つかりません。

朝5時過ぎだから共同浴場も営業時間外やし、今日は定休日なのか~!とドアの営業案内を眺めている私はその下に貼ってあった手書きのメッセージを見つけました。

わぁ(∩´∀`)∩

そう、昨日は共同浴場の女湯にドライヤーがあるかどうか確認するために、女湯の脱衣所に入る前に私は首からぶら下げたカメラを持ち込んじゃうのはダメかなって思い丁寧に受付前の棚に置いて確認後、カメラを忘れてコタン温泉を後にしたのである!

なんたる不覚(っ´;ω;`с )

しかし、この日の共同浴場は定休日だからカメラの回収はまた翌日以降になりそう。

北海道にはあと数日滞在するし、とりあえず管理人さんにあとで電話連絡してみよう。

ついでに朝5時過ぎのコタン温泉の無料露天風呂は誰もいないから足湯だけして帰ろう…と思ってすぐ横にある露天風呂に行くと、男性が露天風呂に素っ裸で入っていました。

別の時間に撮影

その入浴中の男性を遠くからよく見てみると、スキンヘッドの頭。

服は着てないから確信出来ないけど、どうも昨日会話した共同浴場の管理人さんが朝風呂タイム中でした( ・`д・´)

我ながらすごいタイミング!と感動したけど、カメラの回収が出来るんじゃないか?と思った私はとりあえず管理人さんのお風呂タイムが終わるまで屈斜路湖を眺めて時間を潰します。

更衣室もあるよ!

更衣室のドアが開いた音を確認して、服を着た管理人さんに声を掛けると管理人のおっちゃんがめっちゃビックリしてたけど、私も本当にビックリした笑

タオルの上に鎮座されていた

そんなわけで無事にカメラを回収出来ました。

管理人のおっちゃんが早朝だから人来ないしせっかくだから露天風呂入って帰り~!って行ってくれたけど、私には勇気が出ないので足湯だけして多和平キャンプ場へ帰りました。

男女別湯だけど入る勇気は無い

このカメラ紛失騒動でTwitterやメッセージ等を色んな人からアドバイスや励ましの言葉を頂きまして本当にありがとうございました。

今後はカメラの管理により一層気をつけようと思います(ヽ´ω`)

続く

2018年GW北海道ツーリング[4]快晴の道東エリア満喫した話