はじめに
今回はCBR1000RR(SC59後期)のエンジンオイル交換とフィルター(エレメント)交換を自分で挑戦してみた記事です。
備忘録として記録を残しますが、自分でバイクの整備をするのは全て自己責任(魔法の言葉)なので事前にしっかり情報収集をしましょう。
オイル交換なんてボルトと古オイルを抜いて新しいオイルを入れるだけ、オイルフィルター(エレメント)はカートリッジを付け替えるだけの作業だけど、私にとっては採用面接を受ける直前の就活生ぐらいのレベルのガチガチに緊張しました。
まぁCBR1000RR SPは高いからね…ちょっとセンダボの身に危険が及びそうな時は帯付きの100万円が2束に見えることもあります(本音)
自分で作業するには事前にしっかり情報収集をしました。たかがオイル交換でどれだけ時間かけて調べるのだろう…ってくらい。
基本的な部分からダメダメな整備のパターンまでネットにはゴロゴロ情報が転がっていたので今の時代に生まれてきて良かったと思います。
実際の作業は一人でするからね(∩´∀`)∩<ボッチ!
オイル交換のために準備したもの
そんなわけで、ついに!CBR1000RRの整備も自分でやってしまう日が来ました。
純正部品は2りんかんで部品注文して取り寄せました。月曜に注文して水・木曜日くらいに店舗に部品が到着するくらいの日数がかかるので土日を挟むとちょっと時間がかかるかも。
CBR1000RR(SC59後期)
- エンジンオイル HONDA G4 3L(3本)
- オイル交換のみ2.8L
- オイル交換・フィルタ交換時3.0L
- オイルフィルタ(エレメント)
- 純正部品 15410-MFJ-D01 (1340円)
- 私はフィルターに特にこだわりは無かったので2りんかんで適当に見つけたベスラのフィルター(SF-4007)を購入
- フィルターレンチ
- カートリッジ式のオイルフィルター着脱専用工具
- 私はデイトナのフィルターレンチを購入
- 購入した理由としてはフィルターレンチにフィルターがギッチリ嵌って抜けなくなった時はデイトナのフィルターレンチにM10×P1.5のボルトをねじ込むと取れます、というかポロッと取れました(経験談)
- 別にそのボルトを用意しなくてもフィルターが嵌って取れないフィルターレンチの上を軽くコンコンと叩くとポロッと落ちるらしいけど、私の叩き具合では取れませんでした(´;ω;`)
- ドレンワッシャー12mm
- 純正部品 94109-12000 (1個30円)
- 毎回新品に交換します。
- CBR250Rと同じ純正部品番号なので予備に買っておいたワッシャーをCBR1000RRにも使いました
- ドレンボルト
- 純正部品 90131-883-000 (140円)
- 使い回しなので基本的に買わないけどとりあえず記録として。
- KTCメガネレンチ12mm
- ドレンボルトを緩めたり締めたりします
- ラチェット使うよりメガネレンチの方が緩めやすかった気がする!
- キッチンペーパー
- ドレンボルトをパーツクリーナーで綺麗に拭き取るときに使用
- 都合よくウエスなんで私は持ってないので(古いTシャツとか特に無かったし)
- コレ↓よく使ってる人いるけどどうなんだろう?
- ポイパック
- 廃油処理箱
- 私はゴミ箱にお金をかけたくないので適当な小さいダンボール箱にゴミ袋3重+丸めた新聞紙に廃オイルを染み込ませて燃える日のゴミに捨てました
- CBR250Rのオイル交換(1.4L)の時と比べてCBR1000RRの廃オイルは3Lもあるので量の多さにビックリしました
- KTCメガネレンチ 17mm
- 古いフィルターを車体から外すときにフィルターレンチを使って緩めるときに使いました。
- 13mmは自転車で使うので13-17mmのメガネレンチをチョイス☆
- ロート
- エンジンオイルを入れる時に使用。
- チラシを丸めてロート代わりにエンジンオイル入れている人がYouTubeにいたのでロートが行方不明になったらやってみようかな(∩´∀`)∩
- 六角棒レンチ5mm
- サイドカウルを外す時に使用
- サイドカウルを外す時に使用
- メンテナンススタンド
- メンテナンススタンド欲しいいいいい! (定期)
- メンテナンススタンドは持ってないのでサイドスタンドのみで作業しました。無くても問題なく出来ます。
- サイドスタンドでオイル交換するときはオイルをより出すために車体を真っ直ぐにしたりしなきゃいけないけどね:;(∩´﹏`∩);:
- やる気!!!
- 練習台になったCBR250Rで問題なくオイル交換が出来たので、CBR1000RRのオイル交換とフィルター交換も問題なく出来るはず…!
- 初めてこのブログを読んだ訪問者さんに説明しておくと、私はCBR250RとCBR1000RRの二台持ちです。
まずはアンダーカウルを外します
CBR1000RRの保管ガレージから自宅まで乗ってエンジンオイルをホカホカに温めておきました。
アンダーカウルだけ取り外したいので六角棒レンチでクルクルと左右合計4ヶ所ボルトを外します。
ボルトを4ヶ所外してフロントタイヤの直ぐ後ろ辺りのサイドカウルとアンダーカウルが繋がっているツメを地面と平行にスライドさせると取れるんだけど、
よっこ
ガチャガチャガチャ…(めっちゃアンダーカウル揺らした)
せんだぼ
CBR1000RRの左右アンダーカウルは結構簡単にポロッと取れました。アンダーカウルの内側はキレイに洗っておきます♪
オイルを抜きます
12mmのメガネレンチで緩めます。
CBR250Rのドレンボルトはめちゃくちゃ固くてゴムハンマーを使わないと緩まなかったけど、CBR1000RRはメガネレンチであっさりと緩まりました。
またまた固かったらどうしよう!って結構不安だったけど良かったー(*´ω`*)
穴が横向きなので、勢い良く横方向に古いオイルが出るので廃油受けの箱は若干前側に設置(`・ω・´)ゞ
そしてオイルフィルターを取ります。
フィルターレンチを付けてラチェットで「えいや!」って緩めようとしたらサイドカウルにラチェットが干渉してメリメリした音が聞こえたので中止します(´;ω;`)
デイトナのフィルターレンチは17mmのソケットかメガネレンチで緩めれるので、17mmのメガネレンチを急遽ホームセンターまで買いに行きました(笑)
Amazonで1000円くらいだったし同じ金額くらいかな?と、ホームセンターで値段確認せずにレジに持っていくとメガネレンチ1本1800円でビックリしました(ヽ´ω`)でもマイ工具が増えたのは嬉しいです♪
さて、ホームセンターから戻って気を取り直してメガネレンチで緩めようとしたら結構固いフィルター。ゴムハンマーで軽くトントンメガネレンチを叩くと少しずつ緩まりました♪
CBR1000RR(SC59後期)のフィルターは取り外した時に古いオイルがエキパイに流れないんですね〜!
Twitterでフィルターを取り外した時にエキパイにベッタリ付くから気をつけて!エキパイにエンジンオイルがベッタリ付いたらパーツクリーナーで綺麗に拭き取ってね!ってハヤブサ乗りの知り合いに教えてもらったけどセンダボはその心配は無いみたい( ´∀`)b
全て古いオイルが出たかな?ってタイミングで、新しいフィルターを取り付けます。
エンジンオイルの1L缶のフタにオイルをちょっと入れて、口の周りをキレイにしてから新しいフィルターの口(ゴム部分)に薄く塗ります。
車体側もカートリッジフィルターをはめ込む部分もキレイにパーツクリーナーを使いつつ拭き取っておいて、手締めでギュッとフィルターを取り付けて終わり!
手締めでも充分というものありますが、私の手持ちの少し小さいデイトナフィルターレンチだと新しいフィルターを嵌めてからフィルターレンチだけ取り外す段階で固くて外せず凄く苦労するので手締めですw
ビニール手袋するべきかもしれないけど、手のひらが小さくてなかなか手袋のサイズが合わないんですよね〜!試着出来るところって無いのかな?(ヽ´ω`)
ドレンボルトはパーツクリーナーでキレイにして使い回します。
ワッシャーは新しいものに交換します。純正部品は1個30円(税別)だから安いね( ´∀`)b
手締めでドレンボルトを締めて、仕上げにトルクレンチで規定トルクで締めます。
CBR1000RR(SC59)のドレンボルトの締付けトルクは26Nmです。
CBR250Rのときは手締めで締めたけど、今回はデジタルトルクレンチでトルク管理をしてみました。
こんなに軽く締めるだけで良いんだ!!!という衝撃でしたね…機械って凄い:;(∩´﹏`∩);:
オイルを入れます
ロートを使って新しいエンジンオイルを入れます。
オイル交換・フィルター交換をする時は3L必要だから1L缶を2.8本分くらいとりあえず流し込みます。
残りはエンジンを2.3分かけてオイルをエンジン内に回したあとにしばらく置いて安定させた所でオイル量をレベルケージの棒で確認しながら調整して入れていくんだけど、CBR1000RRに装着しているM4マフラーはただの筒ちょっとうるさいので大通りまで移動させてエンジンをかけてオイル量を調節しました。
CBR1000RRのオイルレベルケージは棒タイプなので、
- 一度車体から抜いてから棒の先っちょをキッチンペーパーで拭き取って
- 車体を真っ直ぐにさせて
- レベルケージの棒をスッと差し込む(そのあとはねじ込まない)
- 棒を抜いて確認してオイルレベルを確認
って流れなんだけど、私はメンテナンススタンドを持っていないのでサイドスタンドで立ってる車体にサクッとレベルケージの棒を差し込んで→車体に跨り真っ直ぐに起こして→バイク降りてレベルケージ棒を抜き取ってオイルレベルを確認しました(妥協)
規定量の3Lピッタリ入れてこの写真の通りのオイルレベルなのでまぁいっか!って感じです(ヽ´ω`)
アンダーカウルを元の場所に取り付ける時はピンク色の部分を両側に仮止めしてあげるとツメをスムーズに入れやすかったです。
改めて画像で見返してみると私のセンダボのアンダーカウルめっちゃ格好良くない?///
まとめ
後日やっぱり気になって弟にオイル量を確認するのを手伝ってもらいました。しかし問題なかったので安心したところでオイル交換作業は終了です。
試走してみてもドレンボルト周りやフィルターのカートリッジ周辺からもオイル漏れが無いので成功ですね(p`・ω・´q)
バイク屋さんでCBR1000RRのオイル交換・フィルター交換をしてもらうと安心は買えるけど10000円近くかかっちゃいます。自分でオイル交換をすると5500円ほどで済むのでお財布に優しいですね♪
今回買っちゃったお高い1800円のメガネレンチは元を取るためにも使っていかなきゃ!
CBR1000RRのオイル交換・フィルター交換が私にも出来たよって記事でしたo(`・ω´・+o) ドヤァ…!
めっちゃドヤ顔で記事を書いてみましたが、間違っていたらコメント欄で指摘して下さいo(`・ω´・+o) ドヤァ…!
(今回はコメント欄を開放しています)
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お疲れ様でした(^-^)/
人によって違うかもですが、私は新品フィルターを着ける前にフィルター内に新品オイルを入れて内部のフィルターにオイルを染み込ませてから取り付けてます。
別に大したことないとは思いますがオイル&フィルター交換後エンジンを掛けたらオイルが循環し始める訳ですが新品フィルターにオイルが染み込む時間ほんの僅かな時間循環が滞るのを一瞬でもオイルを早く循環させてやりたい為です。
こんな事気にするヤツは私(と昔整備を教えてくれたバイク乗りの先輩)くらいかもしれませんがww
toraさん
コメントありがとうございます♪
最初にオイルをフィルターに染み込ませる方法はどこかのブログでも同じことしていましたw
私は結構どんくさいのでフィルターを車体にセットする時に周りをベタベタにしそうなので真似しませんでしたが\(^o^)/
ついにセンダボのオイル交換されたんですね。
僕はついついめんどくささがあって、お店でお願いしてますが、次回はやってみようかと思いました。
やっぱりカウルを外す作業が嫌だったんですが、結構楽チンのようですね。
大事な愛車を、少しでも自分で触れるようにしたいと改めて思いました。
ありがとうございました。
tomoさん
センダボのオイル交換ついにしちゃいました(∩´∀`)∩
お金が5000円も浮くと考えると動く気になりました(笑)しかしなるべく失敗は回避したかったので信頼できそうな工具(デジタルトルクレンチやメガネレンチ等)の初期投資で結構かかっちゃいましたがこれから何度かオイル交換をすれば元が取れるかなwって思っています。
実際に作業をすると結構時間がかかったけど成功するとうれしいですよ♪