もくじ
日本とNZを比べて印象的だったことを書いてみるよ
無事にNZツーリングを終えて日本に帰ってきました。
夢のような毎日だったので帰国してから夜寝る前くらいの時間帯になるとNZで撮影した写真をひたすら眺めて放心状態になる日々が続いています。
もうね、NZに帰りたい。今すぐ帰りたい。
そんな最高だったNZツーリングは私にとって初めての海外ツーリングで、日本国内で普段通りツーリングするのとは違う道路事情にもびっくりしました。
ニュージーランドツーリングの情報は探せばネット上にたくさん紹介されていますが、
- 女子ソロツーリングでNZツーリングは治安や安全的にどうなの?
- ダートは走らずにオンロードツーリングのみ
- 身長158cmで非力な人間でもBMWの大きいツアラーバイクに乗れたのか
- 年末年始の時期にNZツーリングをした場合(気温や天候等)
以上4点を絡めて書いていくよ!
年末年始のNZ(南島)の気候は?
日本と季節が逆で夏と聞いていたけど、25度くらいの暑い日もあれば12度くらいの寒い日もありました。
体温調節出来るように私はインナーを取り外した冬ジャケット(クシタニ ADORE JACKET)を主にアウターとして着て、内側にmont-bellのフリースや薄手ダウンジャケットを脱ぎ着して体温調節していましたね。
夏でも薄手のフリースとダウンジャケットは本当に持ってきて良かったアイテムの一つです。
NZは日差しが強いって聞いていたけど、天気の良い日は本当に日差しが強くて白目部分が焼けたり(サングラス持ってきてなかった)、日差しが肌を突き刺す感覚はなかなか日本では味わえない体験でした\(^o^)/
あと洒落にならないほど風の強い日もあり、事前に色んな人のNZツーリング記事のブログを読んでいると大変な目に遭っていた記録を見て私は風予報を見ながら現地ではツーリングしていました。
2年前に北海道のオロロンラインで海からの爆風を受けながら走ったトラウマがあるので慎重になっちゃいます。
参考にした天気予報アプリ
Windy.com
Windyty, SE無料posted withアプリーチ
Windyアプリは雨雲や風の様子が見やすいので重宝しました。
MetService
MetService無料posted withアプリーチ
MetServiceはNZの気象庁が運営している天気予報サイトです。程々に参考にしたけどめっちゃ見辛いw
ちなみにNZの天気はコロコロ変わりやすいので雨予報でも意外と晴れている印象ありました。
レンタルバイクは?
ニュージーランドのクライストチャーチの街からすこし郊外にあるレンタルバイク屋さんにお世話になりました。
参考 キィウィ・モーターサイクル・レンタルズ日本語サイトKiwi Motorcycle Rentalsニュージーランドは北島と南島があり、私はより自然豊かでダイナミックな景色が広がる南島のみ旅をするつもりでした。
そんなわけで南島にあるクライストチャーチ空港から近いレンタルバイク屋さんをチョイス。
予約の際は日本語Webサイトから日本人スタッフさんと日本語のメールでやりとりしてバイクの空き状況や予約、オプション品の追加をお願いしてスムーズに予約をすることが出来ました。
BMW F700GSを借りたよ
このレンタルバイク屋さんを選んだ理由としては低身長+短足に優しいシート高735mmのBMW F700GSが用意されていたからです。
ローシートで735mmのシート高のツアラーバイクがあるなんて私にとっては奇跡…!
他にHONDAレブル500もラインアップにあったけど、私はツアラーバイクに乗りたかったのです。どうせなら旅するバイクに乗ってNZを走りたい!
なので早めに予約して抑えておこうということに。
ちょっと車体が重そうだけど、事前に日本のBMWディーラーで兄弟モデルのF750GS(国内モデルはローシート気味)を試乗させてもらって練習した結果、意外と乗れたので現地でレンタルした時も何とかなりそう?!と勇気出ましたね。
その時のツイート。↓
— よっこ🍊 (@tukumoto819) November 30, 2019
そうそう、NZで借りたF700GSの脚付きはこんな感じ。
身長158cmで両足背伸びより少し余裕のある脚付きで、普段乗っているCBRと違って重いツアラーバイクの乗り降りや二輪二足で砂利駐車場を移動する時はかなり助かりましたね。
グリップヒーターも標準装備されていたので、夏の季節でも涼しいニュージーランドでは結構有り難かったかも。
燃料計のメモリが全然減らなくて、燃料計壊れてるんじゃない?って思って早めの給油をしていたけど、どうやら給油タンクの半分以上減るとメモリが減っていく仕様な事を最終日に気づきました。(遅い)
レンタルバイク料金は?
ニュージーランドは日本と季節が真逆なので観光シーズンのピーク料金設定なので少し高め。
私がお世話になったレンタルバイク屋さんのF700GSは7日間でNZ$1,323(約97,000円)でした。一日あたり14,000円弱ですね。
予約金としてレンタル料金の20%先払いが必要だったり、レンタル当日に保険免責額として NZ$2,500(182,500円)をクレジットカードを先払いする必要があるのでカードの限度額には注意したほうが良いかも。
ツーリングを無事に終えて返却出来たら免責のNZ$2,500はもちろん返してもらえます。
私はNZツーリング最終日に歩道の段差に気づかず特攻して転倒してしまいサイドパニアのステーを曲げてしまったので…しっかり修理費用を払う羽目になりました。
バイク返却するときにコケてバイクを傷つけた事をしっかり申告したら、「数日後メールで修理金額知らせるね!」と笑顔で言われてからメールが届くまでずっとドキドキしていましたね…いくら請求されるんだろうってw
(とはいっても私の場合だと修理代が1万円以内で済みました…ヨカッタ)
ニュージーランドの交通事情
とにかく走りやすい道路で北海道みたいだった
オフロードバイクの経験なんて無いので、基本的に舗装路しかニュージーランドでは走らなかったけれどとっても走りやすかった!
大きな街に行かなければ交通量も北海道ツーリングとそんなに変わらない雰囲気。
あと無駄にガードレールが無かったので開放的な景色が広がってる感じがしました。もうね、気分爽快っ!
NZで借りれるレンタルバイクって主に大排気量のツアラータイプばかりです。
小柄な自分としては大柄なバイクは身の丈に合わないので250~400cc程度の軽いバイクがあったら良いのにな~と軽いバイクを借りれるレンタルバイク屋さんを探していたけど、軽いバイクは850mm以上のシート高のあるオフ車くらいしか見つけれなかったんですよね。
結果的に自分でも乗れそうかな?と思えるF700GSを借りることにしたんだけど…ニュージーランドを実際に走ってみて気づいたのは町以外の道路は大抵制限速度が時速100km/h。(※下道です)
しかも日本みたいに年配の人が安全運転すぎる速度でダラダラ走ってるような車に遭遇なんて全然しないし、しっかり制限速度を守ってみんなぶっ飛ばしています(笑)
天候に左右されず雨の日も制限速度100km/hをしっかり周りのドライバーは守っているので慣れないF700GSを運転していた私としては簡単に死ねるな…とドキドキしながら走らせていました。
コーナー限定で制限速度が設定されているよ
制限速度100km/hの道路でも、コーナーの部分だけ制限速度が設けられています。
前回の記事にコメントを頂いたNZ在住のみゆきさん曰く、”コーナーをカットする車を警察が狙ってることもあるので”と気をつけるようにと教えていただいたので、しっかり速度は守るようにしました。
実際にスピード違反の取り締まりの現場をちらほら見かけたので、英語力が乏しい私としてはトラブルは避けたいところ。
ゆるいカーブだと85km/hだったり。
しかし気持ちよくコーナーをシュバババっと駆け抜けたい(笑)CBR乗りの私としては、このコーナーの制限速度を見るたびにグヌヌ…!って思いながら減速して安全にコーナーを抜ける必要があり、結構なストレスでした\(^o^)/
F700GSはスピードメーターがアナログなので、一体どこを指しているのかGS自体の針が太すぎてイマイチ慣れてなくてよく分からないし(見辛い)、そもそも私が所持しているCBR250RとCBR1000RRはハイカラなデジタルメーターなのでひと目で速度が数字で表示されて見やすいんですよね。
速度を気にしすぎると他の事が疎かになりそうちょっと怖かったっす(ヽ´ω`)
大抵の施設や展望所などの駐車場は砂利だった
初日〜3日目まで慣れないF700GSを砂利駐車場で取り回しするのが本当に慣れなくて、ヒヤヒヤしていました。
CBRと違ってGSは車体自体重いし、レンタルバイクなので傷を付けたら懐も傷だらけになるのでものすごく必死でしたね( ^ω^)
NZでも道を走っていると意外と絶景スポットが多く展望台がちらほらあるんだけど、大抵展望台の駐車場は砂利と傾斜で散る要素がたくさんあるので諦めることがあったり、スルーしたり慣れるまでは注意が必要でした。
安全第一で帰ることが一番の目標だったので一人のときは無茶しないようにしていましたし。
でも最終日くらいになるとだいぶ慣れてきて取り回しにも余裕が出てきたので、初日からNZツーリングをやり直したいくらい。今だったらもう少し攻めた場所に行けた気がする…慢心だけどw
そうそう、NZツーリングの楽しみの一つとして絶景フラットダートもたくさんあるみたい。
私はダートに慣れていないオンロードバイク乗りなので旅の途中に「オフロードもしっかり楽しめるNZなのにオンロードしか走れない自分は何故来ちゃったんだろう…」と若干ネガティブな気持ちになってしまいました。
バイクの楽しみをより一層広げるためにもオフロードバイクを1台増車すべきかな…とNZから帰った今は本気で考えてしまいますね。セローほしい。
NZにもライダー同士のヤエーの文化があったよ
めっちゃ対向のバイクからヤエー(片手を上げる挨拶)をバイクの車種関係なくされました。
日本だと手をブンブン振る激しめから静かに敬礼タイプまで色々バリエーション豊富だけど、NZは「やぁ!」って片手を普通に上げる人が多かったです。(伝われ)
ニュージーランドでよく見かけたバイクはBMWのGSシリーズ、トライアンフのタイガー、あとホンダのアフリカツイン(新旧どちらも)ですね。
治安はどうだったのか?
幸い私がNZツーリング(南島のみ)をしたときは怖い目に遭いませんでした。
両手で数えるくらいの国の数しか海外旅行したこと無いけど、あっここの街の雰囲気はヤバいな??って直感的に分かるというかドキドキする治安悪い事は全く無かったです( ^ω^)
直近だと去年訪れたハワイのカカアコ地区を歩いたときは昼間でも公衆トイレや路地には入りたくないほど怖かったけど、そんな街と比べたら南島のNZは最高でしたね。
NZ滞在中に1日だけ休息日としてバイクは乗らずにクライストチャーチで観光しようと路線バスを利用したとき、車内がホームレスや変な人のたまり場になってなくて感動しました…!
まだ夕方4時位の明るさだけど現地時間は夜9時前😇
— よっこ🍊 (@tukumoto819) December 29, 2019
モーテルの隣の部屋は真っ青な髪のお姉さんがフレンドリー過ぎるし、反対側の部屋の人はナンシーおじさんで濃厚に絡んできて晩御飯食べれない🐷 pic.twitter.com/bXhPjMQ1Gn
年末年始時期のNZは日没時間が夜9時頃と遅いので1日がすごく長く感じるんだけど、夜7時以降は出来るだけ独りでは出歩かないようにしていましたね。まぁ私はピチピチの女の子ですし( ˘ω˘ )←
NZの北島だとちょっと治安の悪い場所もあるそうです。
まとめ
というわけでNZを走ってみた簡単な感想を書いてみると意外と記事の文字数が膨らんでしまいました。
もともと北海道をツーリングするのが大好きで、一番感動したのはゴールデンウィークの時期に青空+雪山+牧歌的な北海道の景色が本当にお気に入りでした。
夏より5月の北海道の景色が好きだったので、そんな好きな3つの要素が凝縮している景色がニュージーランドでも出会えて、私はもう胸がいっぱいになるほど感動しましたね…写真を見ただけで泣けてくる(´;ω;`)ブワッ
実際の現地でのツーリングレポートは別記事にまとめるつもり。
海外ツーリングは良いぞ…!
おわり
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