もくじ
CBR250Rの冷却水を交換してみました
2014年6月に購入して4年が経ち、総走行距離55,000km走ったCBR250R!
たくさん走ってくれたので、今回は冷却水の交換に自分でチャレンジしてみました。
冷却水(クーラント)交換したのは2年前にホンダドリームで定期点検とセットでお願いした以来です。
交換してから25,000kmくらい走ったので…交換時期だと思っておこう( ^ω^)
サービスマニュアルを読んでみるとまだ交換しなくても大丈夫!って書いてるけど、2年に1度は交換してあげたほうが良いと思うの。
用意したもの
5mm六角棒レンチ
これがないと始まらない!冷却水の交換する時はサイドカウルを外す必要があります。
8mmメガネレンチ
冷却水を排出するドレンボルトを緩める時に使用。
普通に8mmのソケットとラチェットを使えばいいんだけど、あいにく私は工具を持っていないので頑張ってメガネレンチで外します(`;ω;´)
ある程度ちゃんとした工具を揃えたいな、と思いながらも、いつも購入を先送りにしちゃう( ・`д・´)
HONDA純正クーラント(原液)
初めての冷却水交換だから、とりあえず純正で。
CBR250Rなので特にこだわりメーカーのクーラント液入れなくても良いかなって感じ。
送料の事を考えるとネットで買うよりバイク用品店で買ったほうが安い気がする(たぶん)
銅ワッシャー
ホンダ純正部品を注文。
冷却水を排出する部分のドレンボルトに使うワッシャー(パッキン)は毎回新しいものに交換してね!ってCBR250Rのサービスマニュアルに書いていたので従います。
純正部品番号 90463-ML7-000(約125円)
ラジエーターキャップ
別に目に見えて劣化していなかったけど、4年無交換なのでとりあえず新品の純正ラジエーターキャップに交換しておきます。
ラジエーターキャップは内部から一定以上の圧力がかかると空気を逃す弁が働き冷却水の温度管理に非常に役立つアイテムらしい。ただのキャップじゃないんですね〜!
純正部品番号 19045-KPC-D51(約1850円)
ラジエーターキャップの固定ネジのネジ山をナメてしまったので、追加で新しく購入しました↓
純正部品番号 93901-22020(固定ネジ約25円)
100円ショップの化粧用スポイド(注射器)
古い冷却水を吸い出したり、新しい冷却水を入れ過ぎたときに吸い出したり…この注射器が無かったら作業が進まなかった気がする(ヽ´ω`)
工具箱の中に眠っていた長さ30cmのシリコンチューブ(内径4mm)を注射器の先に取り付けて使用しました。
チューブの長さは50cmあったほうが幸せだったと思います(`;ω;´)
廃油処理ボックス
クーラント液(冷却水・LLC)は有害でそのまま下水に流したり河川や道路に垂れ流すのはNG。
使用済みの廃油はガソリンスタンドで引き取ってもらえる場合もあるらしいけど、ポイパックを使って可燃ごみとして捨てることも出来るのでオススメ。
やる気!!!
そう、やる気!
新しいことをするときは腰が重くてなかなか行動に移せないですが、ここまで道具や純正部品を取り寄せちゃったら自分でやらなきゃね!
ちなみに私の腰は重すぎて、上記の用意した道具は半年前に購入して季節が冬から春へ、そして夏に変わりました。
作業を始めます
まずは右側のサイドカウルを外します
2018年6月24日
エンジンとクーラント液が冷えている状態の時に作業を始めます。
よっこ
メンテナンススタンドを立てて、車体を水平にします。
そしてアンダーカウルを先に外して、その後にサイドカウルを外しました。
CBR250R(MC41後期)のサイドカウルの外し方はこの動画を参考にしたけど、どの方向に力を入れて外したらいいのか視覚的に確認できて非常に役に立ちました。
この時代に生まれてきて良かったぜ( ^ω^)
去年くらいに練習ということでサイドカウルを外したことがあるんだけど、カウルの爪を1本折ってしまってから怖くてサイドカウルは外したくなかったんだけど、少しだけ勇気を出します…!
メリメリーと不協和音が聞こえる(整備中) pic.twitter.com/IfEgP5dMpt
— よっこ (@tukumoto819) June 24, 2018
何事もなくカウルを外すことに成功したので、邪魔にならない場所にカウルを置いておきます。
フルカウルのバイクはカウルの脱着に気を使うので、この段階ですでに疲れた(ヽ´ω`)
こういうときネイキッドバイクだったら直ぐにラジエーターキャップ等にアクセス出来て良いな〜!と思っちゃうけどCBRが好きなので我慢なのでーす!!!
クーラント液(冷却水・LLC)を排出します
エンジンオイルを交換するときと同様に、クーラント液を排出する部分のボルトを取り外します。
リザーブタンク内に入っているクーラント液(冷却水・LLC)も排出します。
20mlの注射器の先にシリコンチューブを取り付けています。
リザーバータンクの中身はサイフォンの原理でチューブの出口をリザーバータンクより下側にして少し吸い出してあげたら勝手に出てくるんだけど、手持ちのチューブ(以前ブレーキフルード交換した時に余ったやつ)が短くて長さが足りなかったのでせっせと人力で吸い出します。゚(゚^ω^゚)゚。
サービスマニュアルにはもっと面倒な方法でリザーバータンクを綺麗にしよう!って書いているけど、私にとっては難易度が高いので今回は横着して注射器である程度、中身を吸い出す作戦でやっちゃいます。
新しい冷却水を入れてエア抜きするよ
ドレンボルトを締めてラジエーター給水口から水を入れてエンジンを始動、水を排出を2回繰り返してある程度内部を綺麗にします。
ドレンボルトの締め付けトルクは最初緩めた時と同じくらいのトルクで。
濃度が30%から40%になるように希釈します。
新しい冷却水の必要量は
- リザーバータンク0.25L
- ラジエーター0.79L
なので1.04Lより少し多い量を作っておきました。
希釈する容器はどの家庭にも転がっている2Lペットボトルを使いたかったけど残念ながら持ち合わせていなかったので、使っていなかった麦茶入れで代用します(∩´∀`)∩
新しいクーラント液を入れてエンジンを掛けてしばらく放置。
たまにアクセルを捻るとボコボコってラジエーター内に入り込んでいた気泡が出てきて、水位が減ってくるので注ぎ足します。
作業で散らかったものを片付けながら、たまにアクセルを捻ってエア抜き作業を10分ほどしてたらエアが出てこなくなったのでエア抜き終了!
希釈したクーラントはほぼ規定量通り入りました。
4年使ったラジエーターキャップは新しいものに交換しようと思って、新しく純正キャップを注文。
パッと見た感じ古いキャップのパッキン部分はあんまり劣化していませんでした…これ買わなくて良かったんじゃない?って思いながらも買っちゃったので交換しておきますw
あとはラジエーターキャップを締めて、プラスの固定ネジで封印します。
最後にクーラント液をこぼして汚れた車体部分を軽く洗車して、サイドカウルとアンダーカウルを元通りにして無事完了です(`・ω・´)ゞ
まとめ
もうね、クーラント液の交換よりもサイドカウル外すのがとても辛かった(ヽ´ω`)
フルカウルバイク大好きだけど、フルカウルバイクのメンテナンスする時は本当に腰が重くなります。
クーラント液交換が自分でも出来たけれど、次はお店に頼みたいかな…ホース交換もお願いしたいし( ・`д・´)
ちなみにCBR1000RRのクーラント液交換をホンダドリームで交換してもらった時は工賃3200円必要(油脂代別)でした。CBR250Rの工賃は分かりませんw
まぁ自分で交換することで排出した後の古いクーラント液って変な匂いがするー!って事を知れたし、エア抜き中にモコモコ出てくる空気にドキッとしたりクーラント液の交換自体はなかなか楽しかったです(∩´∀`)∩
日本海を見に福井県まで健全ツーリングをしてきたよ交換した翌週は福井県まで試走したけど、特に水温も問題なく走れました。
ツーリングから帰った後にサイドカウルを外してクーラントの量をラジエーター側もリザーバータンク側もチェックしたけど問題もクーラント液漏れも無くバッチリです♪
…というわけでクーラント液交換日記はこれで終わり。
もし整備をされる際はこの記事ではなく、サービスマニュアルをよく読んで自己責任で整備するかお店に整備をお願いしましょう( ^ω^)
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ファンです。声が聞きたいのでラジオやyoutubeで投稿してくれたらなとなんとなく待っています。ブログがすごく丁寧で面白いです。二輪の免許は持ってないのですが憧れます。
たけさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
YouTubeへの動画投稿は休んでいますが、ブログは定期的に書くようにしています。Podcastではたまに喋っていますが、他にもっとバイクのことについて魅力的に発信するライダーがたくさんいるので、私も同じように読者として楽しんでいます♪